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ニューヨークの韓食シェフ「日本は毎日すし店に刺し身空輸、韓国は韓牛調達も難しい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.15 15:32
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米ニューヨークで韓食レストラン「ジュア」を運営するシェフのキム・ホヨン氏は2011年から韓食「ファインダイニング」(高級レストラン)を目指してきた。

キム氏は14日、「K-POPとKドラマ、Kムービーが流行し、韓国料理への関心が高まっている」としながらも「しかし依然として食材料の調達に限界がある。韓国が誇る韓牛も調達するのが難しい」と話した。

 
キム氏は「日本は毎朝、東京の築地市場からニューヨークに水産物を空輸してすし店に供給している」とし「韓国もこうしたインフラが結びつけば現地でより大きな成果を上げることができるだろう」と話した。

キム氏のように食材料の通関イシューをKフードのグローバル化の難題として挙げる人が多い。現地市場調査、信頼性のあるパートナー発掘、現地法人設立とフランチャイズ関連法律問題も代表的な問題点だ。韓国料理が進入していない国にも韓流などの影響で韓国料理の需要が増えているが、調査するには多くの時間と費用が必要という説明だ。

政府が海外優秀韓食レストラン指定を始めたが、残念だという人も少なくない。あるフランチャイズ関係者は「選定対象国が米国・フランス・日本に限られていて、対象もシェフが運営するダイニングレストランに限定されている」と指摘した。現地企業との連結や加盟契約など標準契約書作成ガイドを支援し、国別に翻訳して提供すれば役に立つという声もある。

韓国料理振興院のイム・ギョンスク理事長は「世界の人が韓国料理を楽しむ理由は、店で自分で肉を焼いて包んで食べるなど食文化に対する興味も反映されている」とし「海外でも一貫した韓国料理の味と品質を出せるように教育し、『海外韓食レストラン協議体』を構成して国産食材料の共同購買、レストラン運営とメニューコンサルティングを支援する」と述べた。

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