韓国に「一緒に月面探査しよう」…米国だけを信じてはいけない理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.29 09:24
大航海時代? ゴールドラッシュ? その時は新大陸・金を追う冒険だったとしたら、今は月だ。年初から各国は地球から38万キロ離れた月を狙って、先を争いながら着陸船を打ち上げている。22日(現地時間)、米国インテュイティブ・マシーンズが打ち上げた月着陸船「オデュッセウス」が月の南極近くに着陸した。着陸過程で横転して活動期間が短くなりこそはしたが、民間初の月着陸船という記録を立てた。米国・中国・日本・欧州・ロシア・インド…そして韓国。だれもが月を望んでいる。月よりも近い低軌道(約1000キロ)宇宙はこれよりも密度が増している。すでに激しい産業の現場がなったここでの主流は民間宇宙企業だ。
国家と民間が協業して競争して繰り広げる宇宙ビジネス戦争はすでに現実のものとなっている。2040年までに世界の宇宙市場は1兆ドル(約150兆円・モルガン・スタンレー)以上の規模に成長する見通しだ。宇宙ビジネス開拓者はどのような機会を作っていて、韓国宇宙スタートアップが占める位置はその中でどの辺りだろうか。