LGエンソル、米国内2カ所目のバッテリー工場に着工…7.2兆ウォン投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.05 14:36
韓国バッテリー大手「LGエナジーソリューション(LGエンソル)」は3日(現地時間)、米国アリゾナ州クイーンクリークでケイティ・ホッブス州知事らが出席する中、円筒形バッテリー工場の着工式を行ったと4日、明らかにした。ミシガン工場に続く同社の北米2カ所目の単独工場だ。2026年の稼働を目指して合計7兆2000億ウォン(約8052億円)が投入され、生産能力は年産電気自動車(EV)60万台分に相当する53ギガワット時となる。
同社はここで「次世代バッテリー」と呼ばれるEV用46シリーズを生産する予定だ。46シリーズは直径46ミリの円筒形バッテリーで、テスラ(Tesla)が2020年4680(直径46ミリ・高さ80ミリ)の円筒形バッテリーの開発計画を発表して提示した規格だ。だが、テスラを含めてこのバッテリーの開発に成功した企業はまだない。LGエナジーソリューションが実際に量産に入れば世界の主要バッテリーメーカーのうち最初に生産することになる。