「週6回」韓国料理店に通い詰める…58歳『007』ビランの反転魅力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.31 10:51
デンマークの俳優マッツ・ミケルセンの名前を韓国の検索サイトで検索すると、「韓国料理」が関連検索語として表示される。ミケルセンがサムギョプサルなどの韓国料理をよく食べるという事実のためだ。ミケルセンが欧州にある韓国食堂を1週間で6日間訪問した事実がソーシャルメディア等を通して伝えられたのは昨年のことだ。1週間のうち行かなかった1日がその店の定休日だったという笑い話も出てきた。しかし、ミケルセンを韓国料理マニアとしてのみ認識するならそれは間違いだ。ミケルセンは俳優としても存在感が大きいためだ。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は昨年「ハリウッドにいなくてはならないキャラクター俳優であり、スター俳優」と表現した。
ミケルセンは新作映画『the Promised Land』で英語圏メディアではインタビューリレーの真っ最中だ。その中で注目すべきものが28日(現地時間)に公開された米国権威誌「ニューヨーカー(the New Yorker)」最新号でのインタビューだ。記事の題名は「マッツ・ミケルセンが(観客を)悪魔と共感させる方法」だ。ミケルセンは悪役で本格的にスターダムにのし上がった。2006年に公開された007シリーズ『カジノ・ロワイヤル』が代表的だ。ニューヨーカーは「ミケルセンが俳優になったのは、偶然を通じて独立映画に出演したことがきっかけで、今は悪役から主役まで幅広い役柄をこなす」と紹介した。